私が精神科にかかったのは『お母さん』だから
精神科にかかって強迫性障害が判明したきっかけになった話です。
もうすぐ夏休みが始まるというころ、私はもともとHSP気質でくすぐったがりで他人に体に触れられるのが苦手だったのですが、それがまったくダメになりました。他人どころか旦那も子供もダメになりした。
抱っこした娘の腕が首にかかるのが気持ち悪い、息子と手を繋ぐと手の甲かぞわぞわする、ふざけて脇腹触ってきた旦那にら無言で睨んでしまうしまつ…
もうなんなら誰かが近くに居るだけでもつらいという状態でした。
話は少し飛びますが、わたしの実家の家族はみんなHSP気質のようで、物理的な触れ合いが極端に少ない一家でした。(旦那と結婚してから気付きました。)
とくに父はその気質が強いようで体調や機嫌が悪いと寄るな触るなといった感じでした。
私はそんな父と同じような状態になっているように感じました。
父親から寄るな触るなという態度をとられるのは、子供にとってやはり寂しく悲しいものでした。
ましてや私は母親です。
絶対になんとかしなければいけないと思い、精神科にかかることににしました。
診断は強迫性障害と軽度の抑うつ状態でした。まず強迫の症状を治療する、その過程で触れられるのが辛い事も改善するかもしれないということでした。
結果だけ言いますと、強迫の治療を続けている現在かなり良くなり子供達や旦那と触れ合えるようになりました。
これも脅迫が原因なのか他に何かあるのかは今の段階では分かりませんが、HSPは関係しているのかなと思っています。
おそらくまだ薬の効果のでしょうが、家族と人並みに触れ合えるようになったということに幸せを感じています。